JETROの排出権ビジネスのセミナーに参加してきました。
アークヒルズでご近所さんです。
GIS(グリーン投資システム)
CDM(クリーンデベロップメントメカニズム:Clean Development Mechanism)
JI(ジョイントインプリメンテーション:joint Implimentaiton)
FS(フィジビリティースタディー)
GHG(グリーンハウスガス:Greenhouse Gas)
日本は日本で、京都議定書で決定した温室効果ガスの削減のノルマが課せられるのですが、自国で削減することの他に、ノルマを達成することに対して他国間と絡めて削減することも計算に入れられます。
これは、経済的な合理性を取り入れた画期的なシステムともいえます。
日本で削減しやすい方法をどんどん実施していったとして、削減ノルマが近くなってくるにしたがって、削減しにくい方法でもって削減を実行していかなければならなくなります。
日本で、1億円使ってCO2換算で10000トン削減できる状態のときに、例えば中国では1億円使えば50000トン削減できる状態であったなら、日本で1億円使うよりは、中国である程度の削減を行うということを頑張ってもらうと、世界レベルで考えたときに経済的な負担が軽度に削減量を増やすことができるといった形です。
ノルマ達成のための他国との関係する主に3つのメカニズムがあります。
○ひとつはクリーン開発メカニズムといわれるCDMという方法
先進国が途上国で、温室効果ガスの削減・吸収するプロジェクトに対してお金や技術を出して、その削減量(CER)をノルマクリアに加算する仕組みを利用する方法
○共同実施というJIという手法
先進国同士で共同で、温室効果ガスを削減して、その削減量(ERU)を先進国同士で分割する仕組みを使用する方法
○排出量取引という手法
ノルマ以上に削減に成功した先進国から初期割当(AAU)として資金で買ってこれる仕組みを使用する方法
この分野で先進的な話をしていらっしゃるのが日揮さんであったりします。
フロンガスの分解をやってらっしゃいます。
プロジェクトリスク(中でも特にカントリーリスク)、京都議定書のリスクのヘッジがとくに重要であると考えていました。
エネルギーとして世界レベルでいまだ石炭は4割?とされていたりします。
いろいろ知識として蓄積するところも多いですね。
個人的には、ビジネスとしての採算を確かめる数字がもっとたくさんあればイメージがわき易かったので、今後はそういう展開に期待したいです。
セミナー「拡大する排出権ビジネス、動き出す日本企業」
~京都メカニズムの動向とビジネスチャンス~
株式会社ユーグレナ
住友商事がロシアのチムプロムという会社と共同実施(日本初)で排出権を獲得した、というニュースを担当したのでコメントしてみました。
ふつうの記事よりもけんけんさんの説明のほうがわかりやすい気がしました。。
投稿: kazuaki | 2006年03月21日 03:13