最近お花見日和ということで、外に出かけて桜を見に行かれた方も多いかと思います。日本のもつ奥ゆかしさみたいな良さの象徴である桜は風情がありますよね。
理系同士が集まったお花見となると、『ソメイヨシノはクローンなんだよね。』とか、風情のない話になってしまったりします(笑)。実際、ソメイヨシノはさくらんぼのような実がならなくて、クローン技術以外では増殖できません。クローンという言葉は、遺伝子が一緒である生物を増やすというときに用います。クローンといっても、羊のドリーのような減数分裂を行う哺乳類の際の高度な技術を使用するわけではなく、接ぎ木のような技術で再生させることで、木のクローニングは実現することができます。
今、日本中にあるソメイヨシノはもとをたどれば、一つの遺伝子から変化しずにコピーされているわけで、生物の季節反応などを見るのに遺伝的な個体差を考えなくていいという面白い生物です。自分で子孫を残すことができないという欠点を、自身の美しさを人間たちに認めさせることで、この激変する厳しい世界を生き抜いてきたという面白いバックグラウンドもあります。
ただ、動物においては、老化の原因とされているテロメアがDNAの端っこについているお陰で、こういったクローニング方法での種の存続は難しいとされてはいます。話しすぎるとややこしくなるのでここの詳しい話は割愛します。
カイコのクローンは、母体が卵子を作成するときに、減数分裂をやめさせることで、母体と同じ情報をもった遺伝子を含んだ卵子が一度にたくさんとれたりします。小学生でもできるクローン技術というような何かの特集を見たことがあります。
結構身近なところにクローンなどの技術などが存在するんですよね。 もちろん、いってしまえば単細胞で分裂する生物であるユーグレナもクローンです。
株式会社ユーグレナ
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