久しぶりの在京の記念に遅ればせながら『不都合な真実』を六本木のシアターで見てきました。
個人的にも環境問題はやはり世の中の趨勢において「怠惰」による「思考停止」によって本質的な対策を講じない明らかな後手に回っていると考えます。
世の中一般において、温暖化に対して『専門家の中でも意見が割れている』と判断している人も多いかと思います。専門家がわからないことを一般人である自分たちが考えても仕方がない、結果が出てから対策しようと、自ら考えることを先送りにしてしまっているのではないでしょうか。結果から目を背けるといったことに関しては、いじめの問題に対して見て見ぬふりして自己正当化を図るようなことと似ている気がします。
作品の中で、ゴアさんの講演を聞いている人が
「私たちが温暖化対策についてできることは何ですか」
と投げかけた質問に対して、ゴアさんが
「まず問題を正しく理解すること」
といったことがまさにその通りで、不都合な真実から目を背けないことが重要だと考えます。
環境対策は一丸とならないと達成できない問題で、そのボトムアップ的なアプローチにこの映画をみんなで見ることは最適です。
ちなみに本質を見抜く人なら、映画のしめで言われた『現在想定される環境対策をすべて講じれば1970年代のCO2排出レベルまで抑えることが出来る』ということが、問題を完全に解決できることとは直結せず、問題に対してほんの少し影響与えるすぎないこともイメージできるでしょう。
CO2の排出量を氷河期直後のレベルにしたとしても温暖化の傾向は、すでに放出されてしまった温暖化ガスはある程度働き続け平衡状態になるまで温度はあがり、永久凍土からのメタンガスの噴出やとけてしまった氷からの日光の反射量が期待できないなど懸念される問題はたくさんあります。
しかし、希望をある程度うしなってはならないといった視点も大切で、認知からアクションを誘引していく。AIDMAに目されるようなマーケティングも世界レベルで重要かといろいろ考えさせられました。
株式会社ユーグレナ
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